大原敬子(けいこ)公式ホームページ


心を自由に解き放てば優しくなれる!① 自由  私は常に理想とプライドだけは高かった。けれど、現実を見るのが嫌だった。だから毎日、不安と不満でいっぱいだった。朝が来るのが苦痛だった。でも、先生に教えて頂いて、今は”1日の終わり”がある。最近、1日の終わりは、行動だけじゃないことに、はじめて気がついた。1日の終わりに感情も置いておく。次の日、気になったら、対処法を考える。そうしていたら、少しずつ、少しずつ自由になっている気がする。いつかほんとの心の自由をつかみたい。

自分の世界  自分の世界を持っていると友達にも優しくできると先生がおっしゃっていた。友達に迎合していると、友達に会うことも、話すこともきつくなってしまう。それは、自分の世界がないと気づいた。自分の世界は、例えば掃除を例にとっても、ただ、”ゴミを捨てるもの”と考えるのではなく、そこに楽しみの心があると知った。お風呂の時間も、寝る前の時間も全部、自分の世界にすることができたなら、気持ちがいいだろうなあと思った。

夢と理想  夢と理想は違うと学んだ。理想は考えられるなかで最高の状態。夢は”心の喜び”と先生がおっしゃっていた。”心の底からフツフツと生きていてよかった!と感じられたなら・・・。”先生の言葉をきいていたら、本当の幸せのような気がした。私はつい、人にみせることを考えてしまうけれど、本当の夢や幸せは自分の心なんだと、今日も考えた。それでも、私の心にはどこかで、人にみてもらいたいという気持ちもやっぱりある。まだ完全に理解できていないけれど、今日からまた、ひとつ実行してみようと思った。

チェックの布  先生が作ってくださるスープは、体にいいものがたくさん入っている。例えば、冬虫夏草や高麗人参、干し柿、はと麦などなど。春期講習のスープのベースとなる食材を写真に撮らせてもらった。その食材はお皿の上にチェックの布が飾られその上に、はと麦や蓮の実などの穀物の袋が飾ってあった。私は、写真を撮らせていただいた後、そのチェックの布で5種類の穀物を結んでまとめようとした。チェックの布は結ぼうとしているうちに、くしゃくしゃになってしまった。すると、先生が新しいピンとのりの張ったきれいな布を出してきて、教えてくださった。
 食べ物は、こういう見過ごしてしまう部分に意識することで、料理が変ってくる。料理は心で描くものというのは、ここから来ているんだよ。といいながら、新しいチェックの布を立体的に前に布が垂れ下がるように飾りなおしてくださった。私も先生のような感覚を身につけたいと心から思った。先生は、穀物だからチェックだけれど、果物なら赤か黄色か緑、魚なら青、パンなら真っ白とおっしゃっていた。

心の満足  小さい子に算数を教えてあげるとき、小さい子からたくさん学ぶことがあると先生は言う。先生は私たちからたくさん学ぶことがあるとおっしゃる。学ぶときに年齢は関係ないんだと先生から教えてもらった。
 りんごを半分わけてあげたとき、わけてあげられることが自分のエネルギーになると先生は言う。同じあげるでも、幸せをもらうときと、不満になるときがある。
 同じことでも、”してあげる”と思うときと全然心の中がちがう。本当の優しさは自分の心が満足していないとできないと、先生に教えてもらったことがあるけれど、はじめて少し理解できた。

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