大原敬子(けいこ)公式ホームページ


先生との20年 記憶に残った学習⑤ 火の国と水の国  講習会で火の国と水の国に分かれてゲームをした。ゲームの内容は、相手チームを攻めるとき、どこからどうやって攻めるかということだった。誰と組んで攻めるかなどを考えているうちに先生がある法則を発見し教えてくださった。自分が緊張感を持っている相手は、相手も自分に対して緊張感を持っている。また、自分が好きな相手は、相手も自分を好きということ。
 大好きな人に出逢ったとき、最初の勇気をもらうために、先生のこの言葉を思い出そうと思った。

心理ゲーム  講習会の昼休み、心理ゲームをした。1番最初に、「あなたの嫌いなものは何ですか?」という質問に答える。それに対するそれぞれの回答を見て、次からの相手の答えをあてるというゲームだった。情報を集めて、相手の答えを探るには、日々その人に興味関心がなければ難しかった。先生は、この心理ゲームからこの先の勉強方法も変ってくるとおっしゃっていた。「自分にあった勉強方法が分かれば子どもはみんな天才」という先生の言葉がイメージだけでなく、もう少し理解できた。
 私が、一番感じたことは「後ろからトントンと背中をたたかれました。ふりかえると誰がいますか?」とか、「嫌いなものは何ですか?」という質問はすごく難しかった。(答えるのにこれという答えが思いつかない。)トランプのカードを思い浮かべたり、好きなお花は?と特定されるとできるのに、特定の質問には答えずらい自分が不思議だった。

フローチャート  先生に、最初にフローチャートの学習法を教えていただいたのは、中学生のとき。有機化合物の分野だった。整理や分析をすることが苦手な私にとって、フローチャートにするには、どこから手をつけていいか分からなかった。そんな私に先生は教科書を見るポイントを教えてくださった。何よりも目次の活用法が一番はっきりと頭に残っている。同時にポストイットとマーカーの使い方も学んだ。ポストイットは目印の役割だけではなく、フローチャート上の的確な位置を示す記号にもなった。フローチャートを作ることを徹底的にやっていたとき、どんな問題でも、どの分野の質問なのか細かく理解できたので、簡単に感じられた。また、分からない問題があっても、どこに戻って勉強しなおせばよいのか、すぐに分かった。

モーツアルト  いつも気づくと教室で流れていたモーツアルト。モーツアルトを聞くと一瞬で昔を思い出す。なつかしいと同時に、気持ちが少し引き締まる。

死んだ気になって  土曜日の夜から今日のお昼まで”死んだ気になってやる”というのが先生との約束だった。先生に「死んだ気になるとは、どういう意味ですか?」と質問すると「自分の考えは出し尽くしたと思えるまでやること」と教えてくださった。一度この経験をすることで、自分が見えると先生はおっしゃった。
 今日、実際に先生に自分のやってみた結果を見ていただいたら、すごく褒めてくださった。自分では、全く想像してなかったことで、心から、心から嬉しかった。考えることにエネルギーが湧いたのはすごく久しぶりな気がした。

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