大原敬子(けいこ)公式ホームページ


先生との20年 記憶に残った学習⑥ 小さな小さな点  小学生のとき、油絵クラスでイコン画を描いた。先生にイコン画のカードをもらって、その絵を描くという内容だった。神様の洋服の模様を描こうとして、カードを見ながら悩んでいると、先生が私の油絵の具で固まったカチカチの筆の毛先の角を使って、小さな点を描いてみせてくれた。その点は白い絵の具で立体的なもの。1個1個描いてごらんと先生は言った。最初は先生の小さな点をまねして描くのに興味を持った。でも、洋服全体を見ると気が遠くなるような作業だった。けれど、すこし続けてみると、何だか不思議な感覚になった。上手く表現できないけれど、自分の中ですごく達成したくなった。この感覚になってから何倍ものエネルギーが沸いた。
 今、先生にもらった金色の額縁の中に飾られている、そのときの絵を見ながら、忘れていた感覚を思い出した。

テストの活用法  ”自分の予想の点数がとれるか”を見ることが大事。これが、受験のやり方であり、生きる知恵と先生がおっしゃっていた。この点数のときは、あの勉強法。ここまでやっても、95点か・・・・、などの点数に対する色合いをみること。

回転  ずーっと小さな頃から、記憶にある学習は、”回転”。十字にクロスしている線の一箇所に○がついていて、その○が上、右、下、左と移動したり、右、左の繰り返しなどのルールを見つけて、空欄を埋める問題。この問題は、繰り返し解いていたから、得意中の得意。

お豆腐  大原先生に習ってお豆腐を作ったこともある。確か、2年生の頃。私は、食感が楽しい木綿豆腐。彩は、さらに絞って作る絹ごし豆腐。作ってはじめてはっきりと、木綿と絹ごしの違いがわかった。食べてみると、自分が作った木綿が一番と思いたかったけれど、絹ごしのほうがおいしく感じた記憶がある。

お財布  小学生のとき、先生に習いながら、鯖の皮でお財布を作った。ろうそくを使って、乾燥させながら作った、お財布はすごく印象的だった。先生は、生きる知恵をたくさん教えてくださる。

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