大原敬子(けいこ)公式ホームページ


先生との20年 記憶に残った学習⑨ 写本  小学生の頃は本一冊の写本に取り組んだ。最初、彩はエルマーの冒険だった。でも、なぜか私は何を写本したのか覚えていない。私にとって、写本は嫌で苦しいものだった。その次にダーウィンに挑戦していたのは少し覚えている。写本一冊を達成したとき、先生に「子どもはみんな天才だ!」と書かれているトロフィーとお花をもらった。そのお花はそれぞれ違うお花で、これが、自分にあったお花なんだと思うとなおさらうれしかった。そのとき、どう感じたのかは分からないけれど、10年経っても、“子どもはみんな天才”という先生の言葉が頭に残っている。

物理の法則  先生に習った物理はいつも面白かった。慣性の法則は、おぼんとあずきで。ベクトルは人間関係の法則。恋愛も同じ。そして、電流は抵抗があるから流れる、人生における抵抗を逃げていたら、水は淀んでしまうと教えてもらった。

算数の問題  先生と4時間くらい1つの問題を考えた。先生はひとつの問題でも、マクロとミクロ、の考え方をしたり、ひとつの法則を導き出す。よく物理の問題を見ても、「これは人生に置き換えても同じかもしれない。」とおっしゃるけれど、こうした視点で問題を見ているから、置き換えることができるのかなぁと思った。

金色のピン  幼稚園か小学校はいったばっかりの頃、先生のところでよく、ピンを使った絵をかいた。このピンを使えば、足の動くてんとう虫や、手をふる女の子の絵がかけた。もう少し大きくなると、タコ糸を使ったエレベーターがついてる絵も描いた。さらに、大きくなると本のように閉じることのできる立体的な家を作った。中でも特に、あの金色に輝くピンが忘れられない。

クリスマスケーキ  中学のときのクリスマス、先生と一緒にケーキを買いに行った。このケーキは冬期講習を頑張ったご褒美に先生が買ってくださった。たしか、そのときは先生がすごく褒めてくださったコートを着ていった。私はなぜか、ケーキ屋さんに行く途中の道ばっかりすごく覚えてる。中学のときの私は、私じゃない私を演じていたから、小学校のときは何にも考えていなかったけれど、中学になるといつもとちがう行動に緊張した記憶がある。

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