見方を変えればこの世はすべてダイヤモンド①
執着を捨てる
私は双子の妹といつも洋服を奪い合っていた。ある日、先生が絶対に奪い合わない、着ないような服を持ってきたら、合わせ方を教えてくださるとおっしゃったので、クローゼットの中や、奥のほうにある箱の中まで、洋服を探した。その洋服を持って先生に聞くと先生は、「これもいい、これもいい!」とおっしゃって私に似合う洋服を教えてくださった。持って行ったほとんどの服が似合った。私は自分では、黒と白と金のような色使いの方が似合うと思っていたけれど、先生はエレガントなイメージのほうが似合うとおっしゃってくださった。確かに、はじめて着てみた洋服が多かったけれど、自分でも信じられないくらい似合う洋服がたくさんあった。その洋服が、思ってもなかったような、憧れていたイメージを作り出してくれた。
先生は、考えを丸っきりかえること、執着を捨てることの大切さを教えてくださった。執着を捨てると、新しい発見があり、一歩前に進むことができる。
文章が書けないとき
今日は、なかなかこの思いで日記が書けない。そんなとき、昔、先生に、「文章が書けない」というと、「それは、かっこつけようとしているから」と言われたことを思い出した。今はその意味がはじめてよく分かる。
原点に戻る
ホームページを作っていて行き詰ったとき、必ず原点に戻ることを先生に教えていただいた。私はいつも楽しみに走って、原点を忘れてしまう。そんなときは、洋服も似合わなくなるし、話を聞いても理解できなくなる。思考は全てに通じているということを再確認した。
そして先生は、一度自分の中では完成と思ったものを、もう一度再構成したとき、そのエネルギーか、それともより確実になったことか、あるいは技術が身についてきたことかは、分からないけれど、褒めてくださった。褒めてくださる中でも、先生が握手をしてくださったときは、一歩前に進めたような気がする。だから、今を大事にしようと意識する。
生きている奇跡
1年くらい前に先生が、今生きているということはすごく運がいい。いろんな時代の中でどこかで少しでも違っていたらこの世界にいないというようなことをおっしゃっていた。そのときは、そうだなあと思ったけれど、でもどこかで実感がなかった。でも、今は自分を大事に生きようと思う。不満で過ごした毎日も憎しみを持って、過ごした毎日もかえっては来ないんだと思った。
大事なもの
以前、大原先生に「6枚のカードに自分の本当に大事なものを書いてごらん。」と言われたことがあった。そして、その6枚のカードから、1枚に絞っていくというのをやった。そのとき、私は大事なものがよくわからなかった。カードに、大事なものが書けなかった。でも、先生と、いろいろな場合を想定してお話しているうちに、自分の本当に大事なものが分かった。自分が死んでしまうことより、相手を失う方が生きることが苦しいと思う人は限られていたことに気づいた。自分の大事なものを知ることで、今までの悩みが、小さなものに思えた。
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