大原敬子(けいこ)公式ホームページ


見方を変えればこの世はすべてダイヤモンド② 基準  私は、いつの頃からか、相手がまったく分からなくなった。中学1年生頃は、苦しかったけれど、まだ人の心を理解しようとしていたかもしれない。相手が分からなくなると、普通に笑うことができなかった。誰に対しても同じ「ありがとう」だった。物を貸してあげて返ってきたら「ありがとう」を言っていた。先生は、その部分が一番の問題と言って、教えてくださった。最初は、ありがとうを言うときに自分が意識して直すところから始まった。
 でも、ある日を境に自分の中で考え方が変わった。それまでは、すごく恥ずかしいことだけれど、自分が中心だった。どこかで”勉強していればえらい”という考えがあったと思う。でも、そんな自分を認めたことはなかった。そうすると、いつもと違う状況に全く対応できなかった。今でも、出来ていないことが多いかもしれないけれど、大きく考えが変わったのが、基準は先生と思ったときからだった。

 『今日の顔が明日を作り、明日の顔が1年後の自分の顔をつくる。』
 繰り返し、繰り返し先生に教えていただいていたことだったけれど、私は分かっていなかった。日々の生活をどう生きるかによって顔が作られる。1週間でも人は変わる。同じ24時間もその人の過ごし方で、人生は全くかわってしまうということを知った。どんな世界でもその人なりの1日を100で生きる方法があるはずだから、自分なりの100を生きようと思った。


失敗は失敗ではない  どんなことでも、「言わなければよかった。」など、嫌な空気で終わるときは感情と先生は言う。
 私は、いつも行動することで失敗するならやらない方がいい、と思っていた。でも、行動してみてはじめてはっきりと学ぶことが出来ると最近気づいた。本当の自分じゃないとき(失敗しないようにしているとき)はどっちにしても心の中に不満が残っていたような気がする。先生との関係の中で、自分で行動して失敗したとき、必ずその後気持ちがすっきりする。
 また、そんなとき本当に欲しかったものが手に入っていることが不思議だった。本当に失敗が失敗でなくなっていた。

心の王様  『自分が王様であれば、相手は従属する。自分が下部であれば、相手が王になる。』これは、先生に教えていただいた言葉
 王様と言うのは、自分の心の中が誇れる王様であるということ。相手との関係のなかで、自分に核を持つ。その核は誠実さだと身を持って学んだ。大学1年生から、失敗したときや頼みごとをするときなど節目の日の行動の仕方を教えていただいた。誠実であるためには、時間がポイントだと繰り返し教えていただいて、行動しているうちにようやくわかった。先生はいつも、”最後は人が決める”とおっしゃるけれど、本当だったと今は心の底から思う。
 先生の言う心の王様でいつもいられるようになりたい。

昨日はない  「昨日はない。」と先生は言う。嫌なことが起きたとき、つい「前は、こんなに楽しいことがあったのに・・・。」と過去と比較をして今落ち込む。過去はないと思えば、嫌なこともこれが”普通”と思う。心の悩みは、過去への執着を捨てることでなくなることを学んだ。

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