大原敬子(けいこ)公式ホームページ


見方を変えればこの世はすべてダイヤモンド③ 幸せ  幸せは、99は苦しくても1の楽しみを見つけられることだと学んだ。つまらない授業の日でも、この日は、1本早い電車に乗るとあの子にあえると思うとその曜日が楽しみな1日になる。曜日に色があるという意味がはじめてわかった気がした。どんなに些細なことでも自分の楽しみをいくつも見つけることだと先生はおっしゃっていた。

親指姫  先生が金太郎や桃太郎、浦島太郎などのお話の意味を教えてくださった。中でも一番心に残っているお話は親指姫。環境は受け入れること。でも心のなかにいつも夢を捨てなかった親指姫のお話。私は、いつも不満を理由にして、努力をやめてしまう。そうしているうちは、いつまでたっても変わらないんだと思った。

道をつなげる  「いくつかの道具をもっていたら道をつなげることができる。人生はYESとNOしかないなんてことはありえない。」2年位前に先生がおっしゃっていた。意識していたわけではないけれど、頭にずっと残っている言葉。
 私の選択はいつも2つ。例えば旅行だったら、行くか、行かないか。行かなかったとき、次はずーっと先か、なくなってしまう。相手との関係を作ることができないのかもしれない。でも、もし、どっちの道に進んだとしても、前向きな方向だとしたら、人と会うのが楽しくなるのかもしれないと思った。

心の波  「どうしよう」とおもったとき。この心の中をおそってくる、あおってくる波は、コップの波?お風呂の波?湯飲み茶碗?などとまず考えてみる。感情のときは、大海原の波のように感じる。でも冷静になってよく考えると湯のみ茶碗くらいの波。そんなときは、ムカムカしても翌日まで置いておく。翌日になってみると何でもないことになっている、と先生がおっしゃっていた。
 私はいつも不安なことがあると、とにかく妹や母に話していた。「今日こんなこと言っちゃった。変に思われたかな?」など。話したからといって、状況が変わるわけでもないのに、とにかく話して不安を解消しようとしていた。あるとき、いつも不安だと人に撒き散らしているけれど、実際に何が不安だったのか後に残っていないことばっかりだと気づいた。それから、不安になっても1日目は相談せずに見てみようと思った。話さないうちに消えてしまう不安がほとんどだった。きっと私は湯飲み茶碗の波を自分の心が大海原の波にしてしまっていたんだと思う。

この時間、このとき  先生が、「今、この年代のこの時間、このときはもうない」とおっしゃっていた言葉がすごく頭に残っている。私は、楽しかったことは後からふりかえってみると、何にも覚えていないのに、苦しかったことは、自慢になっている。二度とかえってこないこのときの中に、自分の存在があるように生きたいと思った。

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